水痘は、水痘・帯状疱疹ウイルス(VZV)の初感染で水疱が出現します。VZVの再活性化が起きて発症する帯状疱疹も水疱が出ますが、体の一部に限局します。単純ヘルペス感染(HSV)も水疱を生じるのが特徴です。手足口病も水疱がみられます。水疱と言えば膿痂疹(いわゆる、とびひ)、特に黄色ブドウ球菌による場合は水疱が形成されますので、まれに鑑別が必要です。