蚊が媒介する感染症ですから、当然小児でも感染します。デング熱、チクングニア熱、ジカウイルス感染症は、いずれもウイルスを保持しているネッタイシマカ、ヒトスジシマカに刺されれば、感染する可能性があります。多くは海外で刺されて、帰国して発症する例が多いのですが、海外の流行地を旅行中に高熱や皮疹が出たら、すぐに医療機関を受診すること、帰国時に申告することが必要です。元気であっても、帰国後は12～14日間は発熱、倦怠感などに気を付けましょう。まずは、蚊に刺されないようにディートやイカリジンなどの虫よけ剤をきちんと使用しましょう。

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