いわゆる丘疹・紅斑型と言われる、赤い斑点や丘疹(ぶつぶつした赤い点)が全身に出るタイプが最も多く、しかもほかの疾患、例えば薬疹や悪性リンパ腫などとの鑑別も必要になります。 実際には、麻疹、風疹、伝染性紅斑、Gianotti(ジアノッティ)病やGianotti-Crosti(ジアノッティ-クロスティ)症候群などウイルス感染症、さらに溶連菌感染症のような細菌感染症もあります。最近問題になっている蚊媒介感染症のデング熱やチクングニア熱、ジカウイルス感染症もこの型の皮疹を呈します。