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膠原病

Q15これからどのように進行するかが、今の時点で分からないのですか?

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 全身性強皮症の経過は患者さんごとに異なりますので、それぞれの患者さんが将来どのような経過をたどるかを正確に判断することは困難です。しかし、おおよその経過を予測することは可能です。経過を予想する上で一番役にたつ検査は、抗核抗体の種類です。症状が比較的軽い、限局皮膚硬化型全身性強皮症では抗セントロメア抗体が陽性になることが多く、一方全身性強皮症として典型的な、びまん皮膚硬化型全身性強皮症では抗トポイソメラーゼ I抗体や抗RNAポリメラーゼ抗体が陽性になることが多いのです。ですから、抗セントロメア抗体陽性の患者さんでは、経過はゆっくりであり、一方、抗トポイソメラーゼ I抗体や抗RNAポリメラーゼ抗体陽性の患者さんでは、典型的な全身性強皮症の経過をとることが多くなります。

全身性強皮症


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