足白癬は、足の裏に小さな水膨れが生じ、水膨れが破れると皮が剥ける小水疱型(汗疱型)と足の指の間の皮が剥けたり、白くふやけたりする趾間型、ヒビ、アカギレのように足の裏全体が硬くなる角質増殖型に分類されています。ただし角質増殖型は稀な病型です。小水疱型や趾間型は、季節的に暖かくなると症状がでて、涼しくなると自然に症状が治まってきますが、角質増殖型は季節的変動がなく、むしろ冬期にはひび割れて痛いこともあります。角質増殖型の足白癬は爪白癬(爪の水虫)を合併していますが、小水疱型、趾間型の足白癬は長い間治療せずに放置していないと爪白癬を合併することはありません。