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白癬(水虫・たむしなど)

Q27足白癬にならないための靴のケアは?

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 可能な限り頻回に靴を洗って、靴の中の白癬菌を取り除いて、しっかり乾燥させ、毎日同じ靴を履かないようにした方がよいと思います。また、洗えない皮靴などは、中を濡れ雑巾で拭いて白癬菌がついたアカを取り除き、その後しっかりと乾燥させることが大切です。またできるだけ靴、靴下を履かないことも重要で、靴・靴下を履く場合は、 通気性のあるものを選び、長時間靴をはき続けない方がよいでしょう。もし長時間靴を履き続ける場合は、時々脱いで風を通す、あるいは靴は2~3足用意してローテーションするか、できればサンダルのような風通しがよい靴を履くようにしましょう。また白癬患者がいない部屋では裸足、また会社に着いたらサンダルに履きかえるなど、なるべく足を蒸らさない工夫をしましょう。ただし本人ならびに同居人に足白癬や爪白癬がなく、家庭外で靴を脱ぐことがなければ、他人が自分の靴を使用しない限り、これらの靴のケアは必要ありません。

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