Q26足白癬にならないための靴のケアは?
洗える靴ならば可能な限り頻回に靴を洗って、靴の中の白癬菌を取り除いて、しっかり乾燥させてください。水でゆすいだだけでは靴の中の菌は除去しきれません。何足か用意して毎日同じ靴を履かないように工夫しましょう。洗えない皮靴などは、中を雑巾で拭き取って白癬菌を取り除き、その後しっかりと乾燥させることが大切です。長靴、安全靴など靴を長時間履いて、足に合わない靴は、足の皮膚がむれて、しかも擦れますので足・爪白癬の難治化の要因になります。足によくあった靴を選ぶことが大切です。サンダルなどを履くことは足の湿度を下げることができますので可能ならば靴から履き替え、靴、足の乾燥を図ってください。なおサンダルでイボイボのついたいわゆる健康サンダルは避けてください。かえって足の裏が硬くなり(健康サンダル角化症)、足白癬の治療には効果がないばかりか、治りが悪くなったという報告があります。